占星術洋書読書会#163 ドリアン・グリーンバウム記事、『古代のシステムである「気質("Temperament")」を現代占星術で用いる』

  • 2016.01.16 Saturday
  • 05:00
  第47回(ユーストリーム時代を含めると第163回)占星術洋書読書会、テキストは
占星術雑誌マウンテンアストロロジャー誌2006年04/05月号(#126)と致しました。

 マウンテンアストロロジャー誌の回は前回より

 ゝ事一本をできるだけ読む、
 ▲船磧璽函Ε蝓璽妊ング、
の二部構成となっております、ユーチューブでは、これら二部をそれぞれ分割した
形で配信と致します。


 また以下にタイム・テーブル(=動画に字幕の入った時間基準)をも設けております
ので、ご覧頂きます際にはどうぞ参考になさってください。

●Part 1/2 Dorian Greenbaum"The Well-Tempered Ast-
rologer: Using an Ancient System in Modern Astrology"
(29分59秒)


 ●01:45 作家ラルフ・ワルド・エマーソンの言葉、引用

 ●04:00 今日の多くの占星術実践家達ホロスコープ分析で滅多に用いる事の
ない"temperament気質)"について

 ●05:00 中世ならびにルネッサンス時代の占星術家ホロスコープ解釈で"tem-
perment
"を用いない事は考えませんでした

 ●08:30 本記事で著者ドリアン・グリーンバウム氏が説明する事とは

 ●11:05 ドリアン・グリーンバウム氏について…これは私、倉本によりますご紹介
になります。

 ●12:50 小段落「"temperament"とは何か?」…"Keirsey Temperament Sorter"
(=ユングの著書"Psychological Types"に基づき発展?)等が紹介されます。

 ユングは古代ギリシャならびに中世の"temperament"システムから拝借したもの
を用い類型論を公式化した、との脚注もあります。

 ●15:50 現代では"temperament"はむしろゆるく、散漫に("loosely")用いられて
いる語です

 ●18:15 "Temperament"は個性("personality")あるいは特質("character")とい
った語としばしば混同されがちです

 ●20:20 "Personality"は「仮面」を表すラテン語"persona"を(語源として)用いて
いる

 ●21:30 "Character"はギリシャ語"charaktēr"(≒"stamp")から来ている

 ●24:15 "Temperament"は上記二つとは対照的に…

 ●28:00 "phlegmatic粘液質の冷淡な)"、"choleric胆汁質の怒りっぽい)"、
"sanguine多血質の陽気な)"、"melancholic黒胆汁質の憂鬱な)"

【ご紹介出来ませんでした記事残り、ダイジェストは以下になります】

 ●心に留めておいてもらいたいのは、ほとんどの人々が(上記4つのうち)一つだけ
等の純粋な気質のみ、というものではないという事です。

 ●小段落「クオリティエレメントそして体液("humors")」:("hot")、("cold")、
湿("wet")そして("dry")の4つのクオリティにはグラデーション、漸次的移行する
性質があるという事を指摘するべきでしょう

(中略)クオリティはまた、必ずしも物理的なものにばかり当てはめられ得るものでは
ありません。

 例えばサルサ音楽はですし、作曲家フィリップ・グラスの音楽は、ニュ
ーエイジの考えは湿な傾向にありますしデカルトの考え方は全くもってです!

 ●ヒポクラテス、ガレン、アリストトゥル(アリストテレス)、プトレミーの考え方を提示
後、「エレメントは上記4つのクオリティが巡りめぐるパターン、すなわち『やがてやっ
て来、過ぎてゆく』というものから形づくられました」

(春=日の出から正午へ=湿からへ=暖かさが増す=、等を示した図あり。倉本
いわく、リー・レーマン氏の医療占星術連載記事にも同様の図がありました)、そして
アブ・マシャー(787-866)、ヨハン・ショナー(1477-1547)の考え方も提示される。

 ●小段落「気質占星術での歴史」:出生図から気質を判断し、医療での診断に
役立てる(中略)幾つかの手法が唱えられましたが、占星術での文脈で最初に気質
について言及したのはプトレミーでした("Tetrabiblos")

(中略)真の気質論のフォロワーは中世のグイド・ボナティ(1210-1296)そしてアント
ニオ・デ・モンタルモ
で、彼らの技法はプトレミーにほぼ近いものです。

 ●ジョン・ガドバリー(1627-1704)による4気質の説明からもお分かりのように、気質
は肉体を説明するだけでなく、心理的な部分をも説明するようになりました。

 ●小段落「ヴァルドルフ学校(=シュタイナー学校)での学び」:シュタイナーの気質
関するシステムについて。

 ●脚注15.この記事における私の説明は最小限に留め単純化されたものです。より
詳細をお求めの方々は私の著書"Astrology's Forgotten Key"(The Wessex Astro-
loger 2005)
p. 57-72を参照してください。


 ●小段落「重要なチャートでの要因」:正しい気質を決定する最も重要な三つの要
因すなわちAscサイン月サインそして出生の季節(春なら"sanguine多血質の
陽気な)"等)。太陽Ascルーラー等他要因についての言及もあり。

 ●各気質のキー・ワードならびに好み一覧表…例えば"Choleric胆汁質の怒りっ
ぽい)"のキー・ワードは「疲れを知らない、根気強い("inexhaustible")」等、好みの
図書はマキャヴェリ"The Prince"、好みの歌、音楽は…等。

 ●小段落「チャート上で気質を見出す」:ケース・スタディ1、ジョージ・ブッシュ「Asc
サイン
=獅子サイン月のサイン=天秤サイン出生の季節=夏。ブッシュ氏は三つの
うち二つが"choleric胆汁質の怒りっぽい)"で一つが"sanguine多血質の陽気
)"…」。

 ●ケース・スタディ2、ジョージ・ハリスン「ビートルズの仕事の多くはジョン・レノンと
ポール・マッカートニーに占められていますが、ジョージ・ハリスンは"While My Gui-
tar Gently Weeps"(粘液質の冷淡な嘆き悲しみかもしれません)と"Here Comes
the Sun"(歌詞に「長く寒く孤独な(=粘液質の冷淡な)冬」とあり、すべてを良いもの
にする太陽を歌っている)という代表作があります。

 ●小段落「気質を混ぜ合わせる」:ほとんどの人々が(上記4つのうち)一つだけ等
の純粋な気質のみ、というものではないと述べましたが(中略)"melancholic黒胆
汁質の
憂鬱な)"と"choleric胆汁質の怒りっぽい)"とを混ぜ合わせた場合の
属性を考え、これら気質の混ざったものが実人生でどのように働くかを考えてみま
しょう。


 ●"melancholic黒胆汁質の憂鬱な)"と"choleric胆汁質の怒りっぽい)"とを
混ぜ合わせた場合の属性を箇条書きで述べる(例、目立たない所・背後に留まる
が、必要とあらば脚光を浴びる事も可能、過度なまでに野心的なわけでない)。

 ●4つの気質の混ぜ合わせ、ケース・スタディ、ジョン・クリーズ。


●Part 2/2 チャート・リーディング(18分30秒)

 お題はメキシコの画家、フリーダ・カーロ出生図です。

 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

《占星術洋書読書会 予定》

 01/22…精読対象記事は占星術雑誌マウンテンアストロロジャー誌2012年02/03
月号(#161)
収録、クリス・ブレナンの「ヘレニスティック占星術への導入、Part 1」
記事!


 01/29…精読対象記事は占星術雑誌マウンテンアストロロジャー誌2016年02/03
月号(#185、最新号)
収録、レイ・メリマンのインタヴュー記事!


 02/05…精読対象記事は占星術雑誌マウンテンアストロロジャー誌2012年02/03
月号(#161)
収録、デボラー・ホールディングの「伝統的占星術と医療におけるヒポ
クラテス、気質、そして体質(Temperament)」
記事!


 総てユーチューブでの動画配信となります、今後もどうぞよろしくお願い致します!
 

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  • 2018.05.20 Sunday
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